第3回 ビフォービフォー

今回は貧乏芸人「高橋なんぐ」の極貧生活についてご紹介します。
なんぐは18歳の頃から1人暮らしをしております。
地元長岡から薄っぺらのボストンバッグ北へ北へと向かい、
死にたいくらいに憧れた花の都大新潟にでてきました。「風呂なし、ボットン便所、いわく付き(幽霊沙汰)」で
家賃1万円という我が家は、往年の広島カープ野村謙次郎ばりに
『葬・荒・臭』が揃ってます。
ちょっとした名物スポットにもなりつつあり、雑誌の取材も多々ありました。
先日はテレビ朝日の銭形金太郎のスタッフの方が視察に来たほどです。

ちなみに風呂なしの我が家では近所の銭湯を使ってます。
入湯料は350円。コンビニ弁当と同じ値段です。
しかし両方出すお金はありません。
まさに「ごはんにする?お風呂にする?」状態。
サラリーマンの場合は「どちらを先にする?」って事なのに・・・(笑)

しかし2年前はもっとキツかった。
食事で1番困っていた頃は白ご飯(もちろんもらいもの)だけを毎日食べていました。
料理なんかしないのにわずかな給料で料理本を買ってきて、
そこに載ってるおかずを見ながら白ご飯を食べたものです。
ちなみに今でもオレンジページは「和・洋・中」揃ってます。

おかずを買ったら3日として残らなかったであろう給料を3ヶ月もたした
この逸話は、米百俵というタイトルで今でも皆さんに愛されています。

さてさて、この他にもボットン便所の汲み取り代をあまりにケチってたら
「ウンコが尻についた事件」、和室だと思って生活してたらござだった
「ほんとはフローリング事件」、家の前の庭を勝手に月極駐車場にして
1台4000円で貸してたら3台ぶんもお客さんができちゃって
「家賃、実はプラス2000円事件」、タッパに入った半年前のカレーが
でてきて3回も吐いた「カレーはねかせると美味しくなるというがモノには
限度があるんだと知らされた事件」などなど事件は尽きませんが
追々紹介していきたいと思います。

皆さん下には下がいます。今日も1日頑張りましょう☆ 




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