私のラジオを聴いてた啓太郎さんという方から人ずたいに「なんぐさんとなんぐさんの付き人神田久子さんに会いたい」という連絡をいただきました。
このブログでもおなじみのエピソード
『62歳の久子さんという付き人がいます。この久子さんはもともと小学校の校長先生をやっていた方で、教師生活を終えられた次の日には「なんぐさんの付き人がしたいです。かばん持ちでも何でもやります」とNAMARAの門をたたいたというかなりの変人です。かばん持ちをすると言いながら、結局は気の毒になり、今では私がいつも2人分のカバンを持ってるのですが・・・』
・・・そんな話をラジオでも時折していましたが、仕事中ラジオを流してる啓太郎さんがたまたまそれを聞いて「神田久子さん?小学校の先生?」と連絡してくれたのです。
話を聞くと、その啓太郎さんという方は45歳くらいの方なんですが、30年以上前、小須戸小学校5.6年生のとき久子さんに担任で持たれていたと。「久子先生に一番怒られていた子なので絶対に覚えてるはずです」とのことでした。
事前に私にだけに教えてくれたのですが、実は啓太郎さんは20代の終わりくらいから中途視覚障害で目が見えなくなってしまったそうなんです。30代で盲学校に入り直して、1からいろんなことを勉強されて、あんま・マッサージ・指圧と針きゅうの国家試験をとられて、現在は新潟市中央区米山の「あんまる」という自分のお店を開業されていました。
その今の状態を知らせずに恩師にサプライズで会いたいとのことでした。
わかりましたよ。ということで何も知らない久子さんをお店に連れていき、感動の再会となりました。

啓太郎さんのこれまでの人生の話を聞いたり、小学校の頃のエピソードを横で聞きながら、僕もほっこりできました。
知らない固有名詞が飛び交っても全然嫌な気がしませんでした。
最後に先生に御礼がしたいということで啓太郎さんが久子さんに施術をすることになりました。



どうですか?この気持ちよさそうな表情(笑)
一番怒られていた児童、お灸をすえられていた児童が、恩師にお灸をすえるという素晴らしい絵を見ることができました(笑)

私もやってもらいました。
ピンポイントで気持ちいいのが不思議でした。


「見えないけど、見えてる」っていうのかな、私も「ラジオはテレビより見える」ってよく言ってるけど、啓太郎さんのマッサージと僕のラジオがつながった気がしました・・・