韓国にて ハングル漫才と教育事情調査

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今年は行かないが、毎年この時期は夏休みをとって韓国に出かける。

ここ数年はハングルで漫才にも挑戦した。

 

新潟空港から仁川空港までは2時間かからず、時差もないというのは魅力的だ。

 

空港内で円をウォンに替える。0が1つ増えるので札も増え、財布の中が分厚くなり、リッチな気分を味わえる。この国ではクレジットカードを使う人が多いというのも納得だ。

 

国民性は日本人よりもせっかちな印象を受けた。どこに行ってもせかされているようで飛び交う言葉が「アンニャハヨセヨ」と聞こえてならない。

 

現地の知り合いにご馳走をもてなされたが、文化の違いは食事からも見てとれた。日本と違って箸の並べ方は縦置き。「マナーとして食器を持ってはダメ」とアドバイスしてもらったが、幸いにも(?)僕の注文は石焼きビビンバだったので、心の中で「やけどするわ!」と忠告をスルーした。

最後に出てきたデザートにも驚いた。ショートケーキにイチゴではなくミニトマトがのっていた。これは至って普通なのだそうだ。

 

それにしても、もてなしは品数も量も半端なかった。残さない文化で育ってきた僕は次から次へと運ばれてくるものを無理して食べ尽くした。しかし、こちらでは残す文化なのだということを後から知った。僕の行為は料理を提供している方に「足りないぞー」と思わせてしまうらしい。

ちなみに余談ですが「チゲ」ってどういう意味かご存じですか?

僕は知らなかったのだが「鍋」という意味だそうだ。「チゲ鍋」っていうと「鍋鍋」っていうことになるので気を付けましょう。

 

似ているようだが、やはり異国。通りを歩けば、車の右側通行や教会がやたらと多いことに気づく。また、聞けば夫婦別姓だったり、干支に豚年があったりと驚きは挙げ出したらきりがない。誕生日には欠かさずわかめ汁を飲み、バレンタインに何ももらえなかった人はジャージャー麺を食べるそうだ。

 

小、中学生の子どもを持つお母さん方や幼稚園を経営されている方々にもお話を聞けたのだが、韓国の学校では3月入学の2月卒業だったり、小中学校にはプールがなかったり、ごく一部を除いてほとんどの高校は受験が無いなど教育現場の違いも知ることができた。

特に印象的だったのが、最近ではだいぶ変わってはきたが、先生の権威がものすごく高いということ。5月には先生の日というものまであり、「遠足や運動会では先生の弁当を保護者が作るのが当たり前だ」との声も聞けた。この風習、今の日本にも少し分けてあげたいと思った。

 

しかし、行く先々で出身地を聞かれるが、新潟県の知名度の低さには悲しくなる。「知らない。どんな街なんだ?」と聞かれ、悔しかったので、近ごろ全国的にも原発問題で有名になった泉田知事をアピールしようと、精いっぱい韓国語風に「チジイズミダ!」と答えておいた。

 

最後に…

 

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GIRLS GENERATION(少女時代)の皆さんのサインをいただきました。