慣れてきたとはいえ今でも小学校で全校生徒向けに話すのは難しいのだが、今回は小学校1年生~中学校3年生までという9学年に向けた合同集会。
学校側から与えられたタイトルは
「夢をかなえるお笑い道」。
『児童の皆さん、生徒の皆さんの夢は何ですか??』
私は根拠もなく、どこかで拾ってきた言葉を並べて、無責任に「夢は叶うよ!」なんてとても言えない。
今でもたまにそういう大人の講演に出くわすが、たいていがなんとか第4希望くらいのものにおさまったちっちゃな人間だ。
おもしろくもない、ためにもならない。
せめてどちらかであってくれと願う。
果たして子どもたちのための講演なのか、自分のため講演なのか・・・。
今の子どもたちの大半は
「夢なんてない」「やりたいことがわかりません」
大いに結構じゃないか。今の時代の流れで考えればそれもそうなのかもしれない。
日本の子どもたちは「夢=職業」で答えようとするけど、そうでなくてもいいと思う。
こんな車に乗りたい。あんな人と結婚したい。欲しいおもちゃを全部買いそろえたい。美味しいものをたくさん食べたい。プリキュアになりたい。世界一周したい。永遠の命が欲しい……
講演後。校長先生、教頭先生と3ショット。
校長先生(右)の米十俵はよく見ると付箋だらけ。
全校朝会でもネタにしてくださっているそうです。
本当にありがとうございます!